修正力が圧倒的に欠けている

「あーーー!」と夫が大きな声で叫んだ後に、
「おーい、おーい」と呼ぶ声がするので行ってみたら、
どこをどう触ったのか、ブラウザの画面が拡大して、
巨大な画面になっていました・・・

 

「直して」

 

「この前教えたでしょ?」

 

「えーと・・・」

 

「ていうか、もう何度も教えてるでしょ?」

 

うちの夫は、同じことを何度教えても覚えない。
やる気がないのではなく(それもあるけどw)、
「次は教わらないでもできるようにしたい」
という気持ちがないので覚えないのだ。

 

私のアシスタントをするようになって早4年。

 

うちの夫に圧倒的に欠けているものは、
修正力だね。

 

一度失敗したら、次にどうしたら失敗しなくなるのか、
を考えたり工夫する発想が全くなくて、
「考えてよ」と言っても、一切何も思いつかないようである。

 

最近私は、そういうことを思いつく能力も、
持って生まれた才能のひとつではないかと思い始めている。

 

テーブルの隅っこに置いたコップの水をこぼしてしまったら、
次からは、隅っこに置かずに中ほどに置くようにしよう、とか、
買い物で必要な物をメモしても、メモ紙そのものを忘れちゃうので、
だったら常に持ち歩くスマホに入力しておこう、とか、
人ってそんな風に、失敗を機に自分の行動を変えていくと思うんだけど、
うちの夫にはそれがない。全くない。

 

で、これはもう、やる気の問題ではなく、
先天的な資質の問題だと思うんだよね。

 

なので、そういう人にいくら口を酸っぱくして、
「工夫しろ」「自分で考えろ」と言っても、
イデアのアの字も浮かんでこないので無駄である。

 

一番いいのは、今度からこうしなさい、と、
失敗を防ぐ方法をこっちで考えて、
それを指示命令の形で伝えるのが一番である。

 

それでは成長が見込めないではないか?
と思う人もいると思うんだけど、
そもそも、成長しない人なので、
さっさと対策を取った方が、
仕事のミスやトラブルが少なくて済みます。

 

こういうときはね、相手に望んじゃダメなのよね。

 

 

サイトのスクリーンショットをクリックして「リンクが飛ばない」って・・・

一応、8畳一部屋の狭くて安いオフィスは借りているのですが、それは、ほとんど、名刺用。

仕事柄、変わった人と関わることもあるけど、以前、大学生の息子さんの就職の相談に乗ったお父様から「息子が家出した。どうしたらよいでしょうか?」という連絡があったときに、(当時の名刺には自宅の住所を掲載していたたため)思い悩んだお父様が、このまま自宅にやってくるのではないか?と、ふと不安になりました。

 

このお父様は常識のある方で、会社で役職にも就いている方なので、なりふり構わない極端な行動をする方ではないと思いましたが、それでも、他人に相談に乗っていると(本業ではないが、本業から派生してそういうことがある)先方にトラブルやアクシデントがあったときに、さすがに自宅住所の名刺掲載はまずいな、と、そのとき思いました。(ちなみにこの息子さんは確か2週間程度で戻って来たと思います)

 

さて、そのミニオフィスですが、借りたのはいいものの、自分はお客様のところにいって行う仕事のため、ほとんど使うことがない事と、①物が揃っている、②タバコが吸い放題、という理由で、デスクワークはやっぱり自宅の自室がいい私です。

 

そこで、ほとんど使っていないそのミニオフィスを、知人と共同でシェアすることにして、知人たちが用事があるときには、有料で貸し出すことにしました。

 

その予約でつかっているのが「りざぶろう」。

スケジュール管理・共有・施設予約「りざぶ郎」(無料)

これ、便利ね、無料だし。これを3人で共有して、空いている日にそれぞれ部屋使用の予約を入れるルールにしています。

 

で、月末に、りざぶろうを見ながら、仕事のできないうちの夫がその月の使用料を計算して、請求書を出すのですが、今日(7/3)になってもまだ作業をしていないので、早くやって欲しいと文句を言ったところ、サイトが動かない、と。6月のところをクリックしても出て来ないんだ、と。

 

どういうことか?と見てみると、ガーン、サイトではなく、以前送ったサイトのスクリーンショットのほうをクリックしていたのでした・・・orz

 

本日、改めて、りざぶろうのログインIDとパスワードをメールで送りました。

 

それにしても、変だと思わんのかねぇ・・・

 

 

 

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仕事先で、データを家に置き忘れてきたことに気が付き、
夫に電話して、私のパソコンから特定のファイルを探し出して、
メールかFacebookメッセンジャーで送ってくれるように依頼。

 

ところが、思いのほか、予想外に、
意味や手順が全くわかっておらず、
電話口でなんどサポートしても言われたようにできずに、
これ以上は時間の無駄・・・と、見切りをつけてあきらめました。

 

はっきり言って、びっくりです。
想像以上の無知、無理解・・・

 

というのも、自宅で二人で机を並べて仕事をしているときは、
Facebookメッセージやメール添付で普通にデーターのやりとりをしているので、
これほどまでに何もできないとは全く思ってもいませんでした。

 

そもそも自分のパソコンも私のパソコンも、仕組みや基本は同じであるという、
概念がたぶん、まったくないんですね。

 

自分は一切なにもわからない別物と思うから、
人にいちいち指示されないと、何もできないのだと思いますが、
これほどまで、とは思わなかったよ。

 

当日は、WordPressの管理画面を出しっぱなしにして出かけたのですが、
送って欲しいファイルはデスクトップにあるので、
すぐにわかると思っていました。
なのでその前に、あるソフトを立ち上げて欲しいと思って指示を出しました。

 

ですが、最初のハードルは、スタートボタンを見つけられないことでした。
えっ・・・・

 

ご覧のとおり、私のPCはクラシック表示にしているので、
スタートボタンには「スタート」ってちゃんと書いてあります。
これを「画面の左下」といくら説明しても、見つけられないのです。
Windowsのマークと言っても全く伝わらず、(たぶん彼は知らない)
「Wのマークか?」と聞いてきたのは、あとで考えたら、
WordPressの管理画面の「W」のマークだったのだと思います。

 

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それ・・・確かに左は左だけど、
画面の左下じゃないでしょ?全然(汗)・・・

 

とんちんかんでかみ合わないやりとりの末に、
電話の向こうでうちの夫は、WordPressの画面の中だけ見ていると気づき、
「今見ているページは×で消して」という指示でようやく、
スタートボタンとスタートメニューがわかりました。

 

そして、該当ファイルを私に送るのもこれまたチンプンカンプン。
お気に入りからFacebookを開かせると、私のアカウントで開くので、
それのメッセージを使って、
ファイルを添付して自分(夫)宛に送るように言ったのですが、
もう、完璧に何を言われているのかわからず、アウト。
自分で毎日、自分のパソコンでFacebookを見ているのに、
私のパソコンで開けば当然私のアカウントが出るということも、
全く、意味がわかっていないので、この方法はあきらめる。

 

そして、次なる方法は、私のPCからUSBで自分のPCにファイルを移し、
今度は自分のPCから私宛にメールで送ってくれるように指示だししました。
これならできるでしょう?普段、USBでの受け渡しはいつもやっているしね。

 

ところが、ダメ。これもダメ。
電話口何をどう丁寧にサポートしても、ダメ。
「ファイルがなくなった」だの、「USB差しても画面が変わらない」など、
もう本当にどうしようもないので、このへんで、もういいや、と思いました。
なので、傷つかないように「時間がかかりそうなのでこの件はあきらめる」
と、言って電話を終わらせました。

 

夫がもし、パソコンを始めたばかりの初心者というのなら、
「これもアリ」だと納得しますが、
すでにもう3年もやっているんですよ?

 

つくづくうちの夫は、統合性に欠ける資質なのだと思いました。
物事の認知、理解、練度が非常に浅く表面的で、情報がつながらない。
部分を知って、全体を推察するということは一切なく、
ひとつひとつの作業が、独立した単独作業として、
とても狭い世界で成り立っているのね、きっと。

 

これは、コカコーラ社の自販機でジョージア缶コーヒーを買えても、
サントリーの自販機しかない場所で缶コーヒーを頼んだら、
「買えない」または「なかった」と言って帰ってくるということね。
そうよね、うちの夫は、少々アスペッコクンがかっているので、
まぁ、こういうことも、自分の勉強になりますわ(^_^;)

 

私の役に立てなかったことが、悔しかったらしく、
夫はあとで、こんなLINEを送ってきました。

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そして、悔しいからもう一度おさらいしたいから教えてくれ、と言ってきました。
が、早速その説明を始めると、すでに上の空で聞いてない風だったので、
辞めました。
うちの夫のパソコンスキルを伸ばすには、非常に時間がかかりそうです。

 

 

 

 

 

納税証明書

納税証明書を取りに行ってもらったら、
「委任状が必要なんだって」と電話が。

あ、そうか、本人じゃないからダメなのか。

ところが、帰ってきた夫の様子を見ていても、
委任状の書式を調べるとか、
ほかに何が必要なのかを、調べる様子が一向にありません。

「委任状、書くから、つくってよ。」

「どうやって?」

「だから、Wordとかで。」

「だからどうやって?」

「探せば見本はネットにあるじゃない?」

 

これに似た会話を、今まで何度繰り返したことだろう・・・
そのたびに、こうやって、こうやって、と教えてきたんだけどな。

 

「どうやって探すの?」

 

もういいわ、私がつくるから。

 

ビジネスで使うのに水玉の封筒・・・

大事な得意先の部長さんに、
DVDでダータを郵送することになったので、
CD/DVD専用のプチプチ封筒を頼んだら、
こんな、水玉の模様の封筒を買ってきました。
しかも、黄色にピンク。orz・・・

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「A社に送るって説明したよね?仕事って言ったよね?」

「いや、”届くと嬉しい”って書いてあるから、これがいいかな、と思って。」

 

はぁ・・・そうですか。

可愛そうだったけど、買い直しに行ってもらいましたm(_ _)m

 

 

 

泣きまねしないの

この時間(23:12)になると、
本日の仕事も一通り終えて、
いいちこのウーロン割で一杯。

 

すると、隣の部屋でTVを見ていた夫が、
「バナナ食べる?」と、意味不明に部屋に入ってくる。

 

夫は寂しくなると、必ずそうやって、
バナナを片手に仕事部屋に入ってくるのだ。

 

「要らない」と言ったら、
「えーん(T_T)」と大げさに泣きまねをしたのはいいけど、
そのときに、スウェットの袖をひっかけて、
あー、あー、あー、あー、
書類の山をひっくり返しちゃったよーーーー(T_T)

 

「あのさ、余計なパフォーマンスしないで、
普通にしてくれない?普通に?」と怒ったら、
「わかりました。普通に戻ります」と言って、
いなくなりました。

この人と一緒にいるのって、
もー、大変なんすから・・・・

友達がいない

全記事からの続きです。


夫がなぜ、未だにPCに不慣れなままかというと、
夫のプライベートにおいて、
PCを使って何かをつくる、ということが、
皆無だから、と気づいたのですが、
それでは、なぜ、「全くない」のかと言えば、
それは、友達がいないからですよね。


いないわけではありませんが、
年賀状は(親戚をのぞき)、
来るのも3枚、出すのも3枚。


しかも、その3名は高校の同級生で、
夫の高校は、とても遠くにあるので、
その人達とリアルな付き合いは全くありません。


今まで、点々と変わってきた仕事でも、
それなりに気の合う人はいたようですが、
その人達とお酒を飲むとか、たよりを出すとか、
そういった交流は一切なく、
また、その意思もなく・・・という感じです。


今までの仕事で、PCを使う機会がなかったので、
PCに不慣れなのは理解しますが、
社会生活のボリュームが著しく少ないので、
マイPCを手にしても(私が買い与えた)、
それで何かをやろうということは思わないんだよね。


あ・・・・・!


ありました。


唯一、彼が、エクセルで自ら作成したのは、
大好きな競馬に関するデータの一覧表でした。


そっち系なら、たぶんやるのかもね。